
AI推奨ランキングで実際に順位が動いたブランド——前月比で追う
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「AIに紹介されているか一度チェックした」——それで安心してしまっていませんか。AIおすすめナビ(ai-osusume-navi.jp)は、まったく同じ19業種・190キーワードを毎月計測しています。直近2か月(2026年7月と2026年8月)を並べると、AIの答えは1か月でもはっきり動くことが数字で見えてきます。
同じ質問をAIに1か月あけて投げると、19業種のうち9業種で「総合おすすめ1位」の顔ぶれが変わりました。登場ブランドは延べ252件のうち24件が新顔、39件が姿を消しています。一方で上位の定番は10業種で維持されており、動くのは中位以下、上位ほど動かないという構図でした。AIの紹介状況は一度の確認では分かりません。
今回使うのは、AIおすすめナビ(ai-osusume-navi.jp)が2026年7月9〜10日と2026年8月3日に計測した実測データです。対象は19業種・190キーワード。業種ごとに条件を変えた10個の質問(総合/安さ/初心者向け など)をGoogle検索のAIに投げ、回答本文に名前が挙がったブランドを記録しています。
大事なのは、毎月まったく同じキーワードで測っていることです。質問を変えずに時間だけをずらすと、差分はそのまま「AIの答えが変わった量」になります。記録件数はのべ7月1,012件・8月987件でした。
なお、キーワードには地名や季節の言葉(紅葉・桜など)を入れていません。季節で答えが変わる質問を混ぜてしまうと、「AIの推奨が変わった」のか「季節が変わった」のかが区別できなくなるためです。
まず、各業種の「総合おすすめ1位」がどうなったかを見ます。1位が単独か同率かも含めて、顔ぶれが変わった業種を数えました。
| 業種 | 2026年7月の1位 | 2026年8月の1位 |
|---|---|---|
| プログラミングスクール | SAMURAI ENGINEER/DMM WEBCAMP(同率) | SAMURAI ENGINEER |
| 光回線 | GMOとくとくBB光/NURO光/ドコモ光/auひかり(同率) | GMOとくとくBB光/ドコモ光/auひかり(同率) |
| 動画配信(VOD) | U-NEXT/Amazonプライム・ビデオ(同率) | Amazonプライム・ビデオ |
| 転職エージェント | リクルートエージェント | リクルートエージェント/doda(同率) |
| クレジットカード | 三井住友カード(NL) | ライフカード |
| ワイヤレスイヤホン | Anker Soundcore/final / ag/Google Pixel Buds Pro(同率) | Google Pixel Buds Pro |
| マットレス | GOKUMIN | 西川エアー(AiR)/GOKUMIN(同率) |
| 冷凍宅配弁当 | まごころケア食/筋肉食堂DELI(同率) | まごころケア食 |
| 旅行先 | 北海道 | 沖縄 |
19業種のうち9業種で1位の顔ぶれが変わり、10業種は維持されました。変化のしかたは2通りあります。ひとつは入れ替わり(別のブランドが先頭に立つ)。もうひとつは同率の解消・発生(横並びだった複数社のうち1社だけが抜ける、または新たに並ぶ)です。
維持された10業種の顔ぶれを見ると、オンライン英会話(ネイティブキャンプ)、VPN(NordVPN)、格安SIM(楽天モバイル)、ウォーターサーバー(エブリィフレシャス)、ネット証券/NISA(SBI証券)など、その業種で広く名前が知られた定番が並びます。上位ほど動かず、動くのはその下——これが2か月分を並べて最初に見える形です。
次に、1位に限らず「AIの回答に名前が挙がったブランド」全体を見ます。業種ごとに数え、2か月を突き合わせました。
| 区分 | 件数 | 意味 |
|---|---|---|
| 2か月とも登場 | 228件 | 7月も8月もAIに名前を挙げられた |
| 8月に新しく登場 | 24件 | 7月には出てこなかったが、8月に現れた |
| 8月に姿を消した | 39件 | 7月は出ていたが、8月は挙がらなかった |
| 延べ登場ブランド | 7月267件 → 8月252件 | 業種ごとに数えた合計 |
継続が228件ですから、大半のブランドは2か月とも名前が挙がっています。ただし、出入りは決してゼロではありません。8月に登場した252件のうち24件は前月にいなかった新顔で、逆に7月に載っていた39件は8月には呼ばれませんでした。
AIが1つの回答で挙げる名前の数は無限ではありません。回答が絞り込まれる方向に動けば、その分だけ「今月は呼ばれなかった」ブランドが出ます。露出は積み上がる資産ではなく、毎月ふるいにかけられていると考えるほうが実態に近いようです。
ここまでの数字が示すのは、単純ですが見落とされがちな事実です。AIの答えは、測った日のスナップショットにすぎないということ。
7月に名前が挙がった39件が8月には挙がりませんでした。もし「先月チェックしたらAIに紹介されていた」で確認を止めていたら、消えたことに気づけません。載った/載らないは、定期的に同じ質問で確かめるしかありません。
24件が新しく登場しています。中位以下は実際に動いており、入り込む隙間はあるということです。1回試して名前が出なかったからといって、その業種が閉じているわけではありません。
AIおすすめナビの順位は「10個の条件別キーワードのうち、いくつで名前が挙がったか」で決まります。1つの質問で1位になることより、多くの条件で名前が挙がることのほうが、露出量に直結します。実際にどのブランドがどう動いたかはAI推奨ランキングで実際に順位が動いたブランドで追っています。
自社の状況を確かめる第一歩は、AIに自分の店が紹介されているか確認する方法を参考に、毎月同じ質問文で試すことです。記録を残しておけば、変化があったときにすぐ気づけます。
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直近の実測(2026年7月と2026年8月)では、19業種のうち9業種で総合1位の顔ぶれが変わり、延べ252件の登場ブランドのうち24件が新規、39件が姿を消しました。ただしこれは2か月分の比較であり、毎月必ず同じ幅で動くという意味ではありません。AIの回答は日によっても変わり、各AIサービスの仕様変更の影響も受けます。ある時点のスナップショット同士の比較としてご覧ください。
直近の実測では、19業種のうち10業種で総合1位が維持されました。その業種で広く名前が知られた定番が上位に残る傾向が見られます。一方で中位以下では入れ替わりが起きており、動きが集中するのは上位よりも下の層でした。
決まった正解はありませんが、今回の実測のように1か月でも変化が出るため、月に1回、同じ質問文で確かめて記録を残す方法が現実的です。質問文を毎回変えてしまうと、変化がAIの側で起きたのか質問を変えたせいなのか区別できなくなります。同じ言葉で聞き続けることが、比較できる記録をつくるコツです。
本記事は実測データと一般的な情報をもとに作成しています。AIによる紹介・引用や検索順位は各サービスの仕様変更等の影響を受けるため、効果を保証するものではありません。
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